老後に必要な資金額に絶句!?将来に向けてお金を貯めることの重要性と貯蓄を作る3つの方法とは?

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「老後2,000万円問題」と一時期話題になりましたが、実際に老後資金がどのくらいかかるか考えて生活していますか?

この記事では、どのように老後資金の準備をしていけばよいかをご紹介します。

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穏やかで楽しい老後を過ごすために、今からしっかりと準備をしてきましょう!

この記事では、老後に必要な資金額の目安、将来に向けてお金を貯めることの重要性をご説明します。

ゆとりのある生活を送るための老後資金の目安は

3,000万円

最近は退職金制度がない会社も増えてきています。

先の読めない人生に不安は付いてまわるため、事前に計画を立て将来の安定を手に入れましょう!

老後に必要な資金の目安は?

ゆとりのある老後生活を送るための老後資金の目安は、約3,000万円といわれています。

しかし、老後の主な収入は、「公的年金」のみのケースがほとんど。

老後生活の1世帯あたりの平均支出は約27万円

  • 厚生年金・・・月額 14.8万円
  • 国民年金・・・月額 5.5万円

【年金収入】21.3万円
【平均支出】27万円 

収入と支出の「5.7万円分の赤字」を補填する生活資金が必要です。

老後の生活期間を仮に20年間(240か月)とすると

5.7万円 × 240ヶ月 = 1,368万円

が生活費の赤字。

その他にも

  • 介護費用・・・1,100万円(2人分)
  • 医療費用・・・200万円(2人分)
  • 葬祭費用・・・400万円(2人分)

といった出費も考慮しておく必要があります。

それを考慮すると1世帯に必要な老後資金の目安は3,068万円程度となります。

老後資金はどのように用意するか?

老後資金を用意するためには、なんらかの手段でお金を準備することが必要です。

以下のような方法があります。

定期預金・預貯金

資産形成をする上で、定番なのが定期預金・預貯金です。

貯金が苦手な人でも、自動で貯金ができるように毎月一定の金額を預金する積立預金などが人気です。

また貯金効率を少しでも上げるために、金利が高いネット銀行の利用をオススメします!

退職金を活用する

老後資金について考える上で忘れてはならないのが、退職金の存在。

退職金はまとまった金額を受け取ることができるため、老後資金として活用しやすいです。

退職金の目安として、

  • 中小企業の定年退職時の退職金は、約1,400万円
  • 大手企業の定年退職時の退職金は、約2,300万円

と言われています。

当然、会社によって異なりますので、あくまで目安としてお考えください。

退職金制度がない会社は多いです。

あるなら有効に活用し、無いなら補填方法を考えるということが重要です。

財形貯蓄制度を活用する

財形貯蓄は、企業が導入する福利厚生の一つ。

会社によっては財形貯蓄制度を設けている会社もあります。

毎月の給与やボーナスから設定した金額が天引きされます。

  • 一般財形
  • 住宅財形
  • 年金財形

という3種類のコースから目的別に貯蓄が可能。
※勤め先の財形制度によって利用できるコースが異なる

また財形貯蓄は、通常の預金と同様に「金利」が付きます。

通常の預金は金利が課税対象ですが、財形住宅貯蓄・財形年金貯蓄は、金利が非課税です。

企業によっては、預入額に応じて一定の奨励金が付く場合も!

資産運用してお金を増やす

これまで紹介したものは、お金を貯めるというもの。

貯めたお金を資産運用すれば「お金を増やす」ということもできます。

一例をご紹介しますので、

こういう制度もあるんだ!!

という程度に知っておいてください!

確定拠出年金制度(個人型or企業型)

毎月掛金を積み立て、資産運用することで老後の蓄えを作ることができる制度です。

簡単にいうと、毎月掛け金を決めてファンド(投資のプロ)にお金を運用してもらう制度ですね。

税制の面でも優遇措置があるため、利用している人が増えてきています。

投資先は、株式・債券などさまざま。

確定拠出年金には、企業型と個人型の2種類があります。

個人型の場合、

  • 掛金は小規模企業共済等掛金控除の対象となり、所得税や住民税が軽減
  • 運用で出た利益が非課税になる

といった税制上の優遇措置が設けられています。

企業型の確定拠出年金は、企業によって運用の有無があります。

個人型はご自身で申込をすることで誰でも利用が可能です。

金融庁もオススメしている制度なので、活用するメリットが非常に大きいですよ。

NISA(少額投資非課税制度)

NISAは個人投資家を対象とした税制優遇制度です。

  • 株式や投資信託を非課税で運用できる「NISA」
  • 投資信託をメインに運用する「つみたてNISA」

があります。

老後資金の生活用の資金を用意するのであれば、つみたてNISAの利用をオススメします。

比較項目 NISA つみたてNISA
手軽さ 自分で購入/売却 自動積立
年間投資限度額 120万円 40万円
運用可能期間 5年間 20年間
投資できる商品 株式・投資信託 一部の投資信託
非課税対象 運用益 運用益
いつでも引き出し 可能 可能
備考
  • 2013年分で終了予定
  • つみたてNISAと併用不可
NISAと併用不可

これらの制度は、誰にでも活用できる制度です。

老後に必要な資金の目安まとめ

  1. 老後に必要な資金の目安は?
  2. 老後資金はどのように用意するか?
  3. 資産運用してお金を増やす

以上の順でご紹介しました。

ゆとりのある生活を送るための老後資金の目安は、3,000万円程度です。

ご自身または、パートナーの勤め先に退職金制度がある場合は、半数近くを退職金で用意できるかもしれませんが、残りはご自身で用意しておく必要があります。

最近は退職金制度がない会社も増えてきていますので、今のうちから少しずつお金を貯めておくことをオススメします!

先の読めない人生に不安は付いてまわるものですが、事前に計画を立てておけば、将来安心と安定を手に入れることができますよ!

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