車販チェーンのJUCが運営するフリースカー。
JUC(ジェーユーシー)は
『中古車代理店事業』
を30年培ってきた本格派なだけあって、リースの品質にも期待が持てます。
この記事では、
フリースカーを利用するメリット
利用者から寄せられた良い評判
だけでなく
フリースカーを利用するデメリット
利用者から寄せられた悪い評判
まで深掘りしていきます。
「あなたにフリースカーは向いているのか」
見極めましょう。
①フリースカーのメリット
中間マージンを減らす方法はないか…
全国どこでも均一な中古車品質の指標はないか…
など徹底した顧客目線でアンテナをはり、新サービスを日々開発しているJUC。
そんなJUCだからこそのメリットを解説します。
メリット⑴支払いの一本化ができる
カーリースのメリットに
「支払いの一本化」
があります。
他社のカーリースでは
- メンテナンス費用
- 任意保険
をリース月額に含められないサービスも存在します。
結果としてリースを契約したにもかかわらず、予定外の出費が発生してしまい、本末転倒…
なんてことにもなりかねません。
フリースカーがどこまでコミコミになっているか、カーリース他社と比較しました。
リース会社 | 車検 | 自賠責保険 | 任意保険 | メンテナンス |
フリースカー | ○ | ○ | オプション | ○(フルメンテナンス) |
リースナブル | ○ | × | × | × |
オリコオート | ○ | ○ | ○ | ○(タイヤ、バッテリー等は含まない) |
リース月額以外に
- 保険代
- メンテナンス代
が発生するリースナブルに対し、オリコオートとフリースカーはほぼ
「リース月額だけ」
で乗れることがわかります。
オリコオートは
- タイヤ
- バッテリー
などの交換サイクルの長い消耗品は入っていません。
そのため、リース後半になってくるとメンテナンスにお金がかかるようになります。
ですが、フリースカーはリース後半になっても別途お金が不要なので安心です。
メリット⑵代車を出す基準が決まっている
カーリースに限らず、車業界では
「代車を出す基準」
が明確に決まっている企業は実は多くありません。
- 希望があれば
- 代車の空きがあれば
- 担当者によって…
などでは顧客目線とは言えませんよね。
フリースカーではフルパッケージでカーリースを申し込んでいる場合、
- 車検の時
- 48時間以上の修理を実施する場合
は代車を出すと基準があります。
48時間以上かかる修理はほとんどありませんが…
整備待ちの車が多く待っていたりすると
「車を預けてから作業するまで」
に日にちが経ってしまうことがあります。
それでも代車が使えるのであれば、少し長く待つことになっても安心です。
メリット⑶安さと内容のバランスが高水準
JUCの最大のメリットはとにかく料金が安いことです。
上記画像はJUC公式サイトのものですが、他社に怒られてしまいそうなほど…
具体的に他社料金プランを意識しています。
これもユーザー目線だからできる比較方法ですね。
A社、B社、C社、JUCの4社で実際に比較してみましょう。
リース会社 | 問題点 | 月額 | 総支払額 |
A社 | メンテナンス代金が別途必要 | 24,000円 | 1,440,000円 |
B社 | 契約期間が長く、割高 | 25,000円 | 2,000,000円 |
C社 | 残価設定が高く、差額が発生する可能性が高い | 24,500円 | 1,470,000円 |
JUC | 内容と総支払額のバランスは最良、でも月額は高め | 26,000円 | 1,560,000円 |
まず、A社はメンテナンスがリース契約に含まれないリースナブルを想定していると思われます。
月額は安いのですが、メンテナンス代金が月額に含まれていないため、別途支払いが発生します。
次にB社ですが契約期間が長いということで、いまのりナインともろコミ9が該当します。
なぜなら9年契約プランがあるのはオリックスカーリースとカーコンカーリースだけです。
長期プランの場合、月額は確かに安くなります。
しかし、金利がかかる年数が長くなるため、どうしても総支払額は割高になります。
割り切って使う分には構いませんが、後からこんなに支払っていたのか…
とびっくりしないようにしましょう。
最後にC社は残価設定額が高いフラット7が該当します。
車業界のオートコミュニケーションズが経営しているだけあり、
- フルメンテナンスがベースのメンテナンスパック
- カーリース専用の保険がある
など内容が充実しています。
残価設定が高いため、月額も安く抑えられています。
一見欠点がないように見えますが、残価設定が高いのは表裏一体、デメリットにもなります。
傷やへこみに厳しく、返却時に高額の差額が発生するリスクがつきまといます。
A社からC社までの想定は記事執筆時(2019年6月)のもので、
「料金プランに変更」
があった場合は該当しなくなりますので、ご注意ください。